当事者中心の多様な包括的支援に向けて

「世界性の健康デー」シンポジウムin山梨 のお知らせです。

9月4日の「世界性の健康デー」に呼応して、NPO法人エンパワメントアフロッキーは毎年、シンポジウムを開いています。「世界性の健康デー」は、ジェンダー平等、性の健康と権利の重要性を国際社会に広め、推進する日として、性の健康世界学会が2010年に制定しました。

今年は、来年4月から施行される「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」の意義、新たな女性支援強化について話し合います。

テーマは、「当事者中心の多様な包括的支援に向けて」です。

この「女性支援新法」は、「女性の福祉」「人権の尊重や擁護」「男女平等」の視点を明確に規定しています。1956年制定の売春防止の「保護更生」から脱却し、女性の人権を保障する女性福祉の構築をめざし、当事者の意思の尊重と民間団体との協働による多様な支援の包括的提供という理念が明記されました。

女性が直面する困難は、社会構造に起因するものであり、決して自己責任にすり替えてはならないという認識から、支援は公的責任であり、年代、国籍、障がいの有無、職業や社会的経験、文化的背景等は問わないものとなりました。

「当事者中心の多様な包括的支援に向けて」現状の課題を解決するための具体的な支援について、パネリストの皆さん、参加者の皆さんとともに考え、話し合いたいと思います。

コーディネーター

伏見正江さん(女性ヘルスエンパワメントネット代表、山梨県立大学名誉教授)

パネリスト

佐々木由紀さん(元やまなし性暴力被害者支援センター センター長)

佐藤久子さん(女性相談所 所長)

女性の人権サポート・くろーばーさん

望月理子(エンパワメントアフロッキー代表理事)

日時:2023年9月10日(日)14時から16時半(受付13時40分から)

会場:韮崎市民交流センター(ニコリ)3階の多目的ホール

参加費:無料、資料代:300円

定員50名

お気軽にお問い合わせください。09090114373受付時間 13:00~17:00[ 土・日・祝日除く ]

お問い合わせ

チラシはこちらから